階段状グラフの作り方


Q1.下図の様な階段状グラフは、どの様に作成したら良いでしょうか?
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A1.ここでは、『散布図』と『誤差範囲』,『集合縦棒』の「組み合わせグラフ」を使って、階段状グラフを作成する方法を紹介・解説します。

1。上表に、「散布図」用と「誤差高さ」用として2列を追加し、以下の様に変更します。
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2。A1:C6範囲 をドラッグ選択し、【挿入タブ】→【グラフ】→【縦棒/横棒グラフの挿入】→「集合縦棒」を選択します。
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3。選択していたデータ範囲の集合縦棒グラフが作成されました。
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4。グラフ系列:散布図(オレンジ棒)を右クリック選択して[系列グラフの種類の変更]で、グラフの種類を「散布図」に変更、第2軸に☑が付いていることを確認して OK 押下します。
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5。上側横軸を右クリック選択して、[軸の書式設定]で以下を設定します。
★[軸のオプション]→「境界線」・「最小値」に 1.0 、「最大値」に 6.0 、「単位」・「主」に 1.0 を上書き入力します
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◆☆ ワンポイントアドバイス ☆◆
「最大値」の初期値は 6.0 となっていますが、欄右側が 自動 になっている筈です。
自動になっていると、この後の操作でグラフが崩れてしまいますので、6.0 を上書きして固定値にして下さい(自動がリセットに変わる)。
★[ラベル]→[ラベルの位置]で「なし」を選択します
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6。右側縦軸を右クリック選択して、[軸の書式設定]で以下を設定します。
★[ラベル]→[ラベルの位置]で「なし」を選択します
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7。グラフ系列:散布図(オレンジマーカー)を左クリック選択して、メニューバーの[デザイン]→[グラフ要素を追加]→[誤差範囲]→[その他の誤差範囲オプション]を左クリック選択し、「誤差範囲の書式設定」で以下を設定します。
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★[縦軸誤差範囲]→[方向]は 負方向 、[終点のスタイル]は キャップなし をそれぞれ選択します。
[誤差範囲]は ユーザー設定値の指定 を押下して、「負の誤差の値」欄で D2:D5範囲 をドラッグ選択して OK を押下します。
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8。グラフ系列:散布図(オレンジマーカー)の X誤差範囲 を右クリック選択して、表示されるメニューから「誤差範囲の書式設定」を左クリック選択して、以下を設定します。
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★[横軸誤差範囲]→[方向]は 正方向 、[終点のスタイル]は キャップなし をそれぞれ選択します。[誤差範囲]は 固定値 を選択し、値に 1.0 を設定します。
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9。グラフ系列:散布図(オレンジマーカー)を右クリック選択して、表示されるメニューから「データ系列の書式設定」を左クリック選択して、以下を設定します。
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★[マーカー]→[マーカーのオプション]で なし を選択します。
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10。グラフ系列:料金(青棒)を左クリック選択のまま、グラフ右横表示される【+】→【グラフ要素】→“データラベル”を☑選択します。
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11。グラフ系列:料金(青棒)を左クリック選択のまま、右クリックで表示されるメニューから「データ系列の書式設定」を左クリック選択して、以下を設定します。

★[塗りつぶしと線]→[塗りつぶし]で 「塗りつぶしなし」 を選択し、[枠線]で 「線なし」 を選択します。
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12。凡例は不要なので削除します。グラフを左クリック選択のまま、グラフ右横表示される【+】→【グラフ要素】→「凡例」の☑チェックを外します。
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13。最後に、グラフタイトルを任意に書き換えれば完成です。
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いじょ!

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